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「日高山脈襟裳十勝国立公園」が誕生!【令和6年6月25日】

令和6年5月23日に、中央環境審議会が「日高山脈襟裳国定公園」を廃止し、新たに「日高山脈襟裳十勝国立公園」として指定することが適当である旨を環境大臣に答申をしました。
令和6年6月25日に「日高山脈襟裳十勝国立公園」が誕生。面積は陸域だけでもこれまでの2.24倍となり、国内陸域最大面積の国立公園となります。

「日高山脈襟裳十勝国立公園」が誕生

国立公園画像
えりも町をはじめとした日高、十勝管内1市11町1村にまたがる「日高山脈襟裳国定公園」は、1981年に指定され、氷河の作り出した地形や日本唯一の地質がみられるほか、北海道を代表する野生動植物が多く生息しています。
公園は、その特異な成り立ちと、山岳から海岸までの多様な自然環境を有することから、この地域にしかいない固有な動植物がみられるなど、学術的にも高い評価がされています。特に、急峻な日高山脈に源を発する河川のほとりには、川の営みに合わせるように適応したケショウヤナギなどの植物が多くみられます。
公園利用者の多くは、主に登山を目的に訪れていますが、日高山脈には一般的な登山道が少なく、沢通しに山頂を目指すような冒険的ルートが多く、経験者向けの山としても知られています。
2010年には、国内でも重要な自然環境として注目され、国立公園の新規指定又は国定公園の拡張を検討する候補地として選定されました。これを受け環境省は、2016年から国立公園指定のための検討調査を行い、日本を代表する傑出した自然の風景地であるとして、2020年に区域を拡大して新たな国立公園として指定する方針を決定。2024年5月に中央環境審議会の答申を受け、国立公園に指定されることが決まり、令和6年6月25日に「日高山脈襟裳十勝国立公園」が誕生しました。

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